おいしいそうなケーキ

わたしなりに一生懸命書いてるんだけど……ダメ、だよね……

ポットデスに滅茶苦茶好かれたらどうする?

 

   はてなブログの更新を怠っている間に、何故かフォントサイズが大きくなっていました。はてなブログのフォントサイズが大きくなってるの、分かりますか?

  分かんないだろうな。

  別にはてなブログの文字が大きくなってることには気づかなくてもいいけど、女の子が変えたリップの色くらい気づいたらどうなんだよ。オタクくんに褒めてもらえるかドキドキしながらメイク変えてんだよ。何が「ややっ。女の子氏、今日も綺麗ですな~」だよ。昨日の私と今日の私の違いを述べろよ。マジでムカつくっつーか……あーもう。オタクの、ばか……

  はあ。なんでこんなやつ好きになっちゃったんだろ……

  文字のサイズがキモくて嫌なので、とりあえずオタクに当たり散らしておいた感じです。

  ここまでマジで関係ない話です。

 

 

 

 

 

  新しいポケモン知ってますか?

  僕はポケモン全然詳しくなくて、昔やっていた時代のポケモンは知ってるんですけど、何をやっていたのか詳しく書くと世代がバレるので書きません。

  唯一書ける思い出としては、フォロワーがミロカロスに「二乃」というニックネームをつけていて唖然としました。

  ひょっとするとゲームに疎いオタクの中には、ポケモンわかんないよ~。ピカチュウしか知らないよ~。という人もいるのではないでしょうか。ピカチュウしか知らないのはマジでヤバいですよ。けいおん!』が最近のアニメだと思ってるくらいヤバい。

  

  先日知ったばかりの僕が言うのもアレですけど、ポットデスのことくらいは知った方がいいと思います。

 

 

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  これがポットデス。

 

 

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  これが凸守早苗デス。

 

 

 

  マジでオタクのキツめのギャグセンス出たな。

 

 

 

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  ポットデスはかなり新しいポケモンですね。

  ポットデスのことを知っておけば、今の小学生にポケモンの話題振られた時も「ポットデスかわいいよね」で話合わせられるくらいには新しいです。新しいことを知っていることが嬉しいので、新しさを強調しています。

 

  しかしこのポットデス、新しいだけじゃなくて滅茶苦茶かわいいんですよ。

  そういうことを書きます。

 

 

____________________________

 

 

  まずはこの漫画を見てください。

  この漫画が今回の内容の前提知識となるので絶対に見てください。

 

 

 

  僕はこの小作農ひよこさんの漫画でポットデスを初めて知りました。ハッキリ言って小作農ひよこさんの漫画でしかポットデスを知りません。

  ポットデスのためにポケモンを買うという選択肢もありましたが、僕はポットデスに命令したいわけじゃないんですよ。シャドーボールを打たせたいわけでも、からやぶバトンしたいわけでもありません。

  ポットデスと暮らしたい、ただそれだけ。それだけのことが、この漫画には詰まっている。

  

 

  ポットデス、かわいい……

  本当にかわいい。

 

 

 

  まず笑顔がかわいいですよね。笑顔で汗エフェクトを飛ばす姿は、シャニマス公式四コマの幽谷霧子さんを彷彿とさせます。

 

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(参考画像 幽谷霧子さん)

 

 

 

  愛らしいビジュアルだけでなく、僕がポットデスに感じている魅力が三つあって、ここから話が長くなります。

  

  一つは、なんか知らないけど滅茶苦茶トレーナーのことが大好きなところ。

 

  漫画に出てくる女の子がポットデスに対して何をしたのか、ポットデスとのどんな思い出があるのか分かりませんが、ポットデスは女の子が滅茶苦茶好きじゃないですか。これは恐らくなんですけど、十中八九大したことはしてないと思うんですよ。

  ポットデスのそばにいて、ご飯をあげて、たまに遊んでいただけだと思う。そんなことは僕でも出来ます。そんな僕でも出来るようなことが、ポットデスにとっては凄く嬉しいんですよね。

  これがいじらしい。

  ポットデスにとっての特別な人は、ありふれているんですよ。ありふれているけど、特別。

 

  もしもですよ。もしも僕がポットデスと暮らすことになるとするじゃないですか。

  そうなるとポットデスは僕のことが滅茶苦茶好きになるんですけど←おいw ←こいつ誰?

  ポットデスはよりによって僕のことを好きになってしまうわけです。

  この事実がかなり重い。

  ポットデスは、僕と暮らさなければ他の真に愛するに値する人間(例えば、HIKAKINとか。浜田雅功とか。ギャルとか。幽谷霧子さんとか)を愛せたかもしれないのに、僕なんかのことが滅茶苦茶大好きになってしまうんですよ。これはポットデスがどう思うかはともかく、大事故です。

  ポットデス同士のお茶会があるじゃないですか。あるんですよ。そこで「自分のご主人様」の話になるんですけど、他のポットデスの「私のご主人様は年収八百万」とか「Twitterのフォロワーが一万人いる」とか「毎日夕飯にカニが出る」とか色々な話が聞こえるんですよ。そんな中ウチのポットデスが話す内容は「私のご主人様は、年収三百万ないし、Twitterのフォロワーも少ないし、夕飯を作るのもあんまり上手じゃないけど、いつも一緒にアニメを見て、感想をいっぱい聞かせてくれて、私はアニメのことはあんまり分かんないんだけどさ。楽しそうなご主人様を見るのがとても好き」なんですよ。

  他のポットデスのご主人様トークに劣等感を覚えることもなく、ウチのポットデスは本気でそう思ってるんですよ。マジで泣けてくる。ケーキの味を知らずに育った子供のようないじらしさ。

  だから僕はせめて、ポットデスの前では見栄を張り続けます。「ポットデスに好かれるだけの価値がある人間」であろうとします。被っているポットは毎日磨いてあげますし、夜は早く寝て朝早く起きてランニングしてシャワーを浴びてトーストを焼いて「今日もいい一日になりそうだな、ポットデス!」と呼びかけます。本当はただの無能なのに、今日は会社で上司に褒められた!などと嘘のエピソードを話しますし、ありもしない過去の武勇伝を聞かせます。「ポットデスがいると毎日楽しいな!」と言います。

  本当はもう、ポットデスの前で「いい人間であろうとする」生活に疲れているのに。

  

  ポットデスの無条件の好意は十字架です。 

  シャニマスで小宮果穂に「プロデューサーさんは、凄いですっ!」と言われるのと似た感覚を覚えます。善く生きることの強要。

  なんの張合いもない人生なので、十字架を背負って生活するのは憧れるんですよね。そうやって人は大人になる気がしますし、僕は何も背負っていないからいつまでも大人になれない気もします。

 

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  二つ目のポットデスの魅力として、人間の言葉が理解できるのに、ポットデスのコミュニケーションが人間には理解できないというのがあります。

  まあポットデスの魅力と言うよりは、漫画で描かれている関係の魅力なんですけど。

 

  これはいわゆる不思議ちゃんキャラクターで応用できる関係で、具体的に言うとシャニマス幽谷霧子さんなどで上手く応用がききます。

 

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(参考画像 幽谷霧子さん)

 

  幽谷霧子さんは人の言葉を理解できるのに、人は幽谷霧子さんの童話的なコミュニケーションを完全には理解できません。それでも、理解してもらえなくとも幽谷霧子さんは人が好きじゃないですか。ポットデスにもそういうところがある。月岡恋鐘さんが「なんね。おかしか霧子ばい 」と言った瞬間、幽谷霧子さんはポットデスになっているんですよ。幽谷霧子さんの話は今は置いておきますが。

 

  もしもですよ。もしも僕がポットデスと暮らすことになるとするじゃないですか。

  そうなると僕はポットデスの考えていることが全然分からないわけなんですけど。

  何故か毎日自分の体の一部を飲ませてくるし、コーラとか珈琲とか飲んでるとちょっと拗ねたりするんですよ。

  

  夏場の暑い時期、お仕事から帰ってくたくたで、早くコーラが飲みたいのに、ポットデスが飲んで!飲んで!って自分のカップを押し付けてくるんですよね。喉ごし独特のポットデスは生温かく、とても夏場の喉を潤すには適していません。

  その日、会社で嫌なことがあった僕は「あのさ。その自分の身飲ませるのやめてくれる? コーラ飲むから」ついキツい口調でポットデスに当たってしまいます。

  

  ポットデスはおろおろして、早く僕に謝りたいんですけど、僕はポットデスのコミュニケーションが分からないから、謝られることができないんですよ。

  そうなるとポットデスは泣いてしまって、イライラしてる僕ですけど流石に悪いこと言ったなと思って。だけど素直じゃない僕はすぐに謝ることができず、お互いに気まずい時間を過ごします。

  そもそもポットデスは謝る必要がないんですよ。僕が勝手にイライラしてるだけで、ポットデスは何も悪くないのに。これだから他人と暮らすのは嫌なんだよ。

  

  「ごはんできたよ

  一緒に暮らしている手前、喧嘩しているとは言え虐待したいわけじゃないですから、ご飯はポットデスの分もあるわけです。

  しかしいつもは「ごはん」と聞くと飛んでくるポットデスが、今日は恐る恐る近寄って、僕の顔色を伺って、シュンとして食べ始めるんですよ。

  こうなるといよいよ僕は耐えかねて謝ります。ごめん、ポットデス。酷いこと言ってごめん。いつも紅茶ありがとう。美味しいよ。本当にごめんポットデス。抱きしめながら謝ります。

  ポットデスは僕と仲直りできて本当に嬉しそうで、自分の身体の一部を飲ませてくれるんですけど、おいおいポットデス笑 今は食事中だって笑 俺のヘタクソなパスタじゃお前の紅茶がもったいないって笑

  それでも今飲んで!今飲んで!って。かわいいなあポットデスは。

    

 

  

  なあポットデス。

 

ポットデス(なになに? という反応でニコニコ話を聞いている)

 

  僕はこれから先も、きっとつまらない理由でお前に酷いことを言って、たくさん傷つけてしまうんだ。

 

ポットデス(ニコニコ頷いている)

 

  だからポットデス。

 

ポットデス(ニコニコ頷いている)

 

  お前はもっと幸せな家に行くべきなんだよ。

  

ポットデス(よく分からずニコニコ頷いている)

 

  お前はもっと幸せになれるんだよ。

 

ポットデス(笑顔が曇り始める)

 

  だからさよなら。ポットデス

 

ポットデス(えっ。という表情)

 

 

 

  僕はポットデスの考えていることが分からないから、「僕が思い描いたポットデスの幸せ」を簡単にポットデスに押し付けてしまうんですよ。ポットデスにとっての幸せは僕と一緒にいること、それだけなのに。

  マジで書いてて辛いよ。じゃあ書くなよ。馬鹿かよ。ポットデスを曇らせるなよ。

 

  なまじ人の言葉がわかるポットデスも、人の言葉の裏に潜んだ真意までは読み解けないから、きっと別れを告げた僕が本当にポットデスを愛していたということは一生分からないでしょうね。

 

  そういう最後がお似合いなんですよ、きっと僕とポットデスには。 僕はどうしてもポットデスに好かれることが怖く、僕はポットデスに好かれる価値がありません。

   

 

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  三つ目のポットデスの魅力として、偽物コンプレックスがあります。

 

  ポットデスは生まれながらにして偽物と本物が定められた残酷な存在(まあ贋作・真作という分別は、人間が勝手に作っただけで、ポットデス同士の間では差別的な意味合いはないと思いますけど)で、漫画の場合だと過去のトラウマから「自分が贋作である」という点に大きな劣等感を抱いているわけです。

 

  「本物」「偽物」というのはオタクの大好きな言葉です。しょうもない人間はすぐに「フェイク野郎」と叩かれてしまいますが、最近の傾向としてはむしろ「フェイク野郎」って冗談めかして自分を卑下する際に使われるセコい言葉の印象もあります。

  僕自身とんでもないフェイク野郎な上に生まれながらにして動作性IQがアホほど低い業を背負っているので、贋作のポットデスには仲間意識を抱いてしまいます。

 

  もしもですよ。もしも僕がポットデスと一緒に暮らすことになるとするじゃないですか。

  そうなったら、きっとポットデスと共依存してしまうんですよね。

  お互い生まれながらの偽物でありながら、お互いにとっては唯一無二本物の人間とポットデスなので。

 

  僕がポットデスとたまたま出会ってしまっただけの好意を抱かれる価値のない人間だという嘆きは散々やりましたが、実はポットデスもそうかもしれないんですよね。

  そうというのは、僕が絶賛しているポットデスも、実は僕の出会いの可能性を奪ってしまったことを気に病んでいるかもしれないということ。

  もしも僕と出会わなければ、丸くて陶器に艶のある真作のポットデスに僕が出会えていて、そのポットデスを愛していたのかもしれないと。そうすれば僕が今より幸せに暮らしていたのかも分からないと。

 

  ですがそんな悩みは僕からすれば馬鹿馬鹿しくて、ポットデスはお前以外ありえないんですよ。お前はかわいくて大切な僕だけの本物のポットデスだろうが。

  陶器に艶がなくたって、贋作だって、疲れているのに身体の一部を執拗に飲ませてきたって、唯一無二の僕のかわいいポットデスなんですよ。なあポットデス。そんなつまんねえこと考えんなよ。

 

  ここまで書いて、ようやくブーメランがぶっ刺さります。

  だからポットデスにとっての僕もそうなんだなって。

  どれだけ自分を卑下しようと、ポットデスにとって僕は愛するに足りる人間だし、僕が唯一無二のご主人様なんだなって。

  そこで初めて僕はポットデスの愛を受け止めることができるんですよ。

  取り繕うことなく、等身大の自分自身で、ポットデスに向き合うことができるんですよ。

 

 

  ねえポットデス。

  本当は、僕……

  朝早く起きるのが苦手なんだ。

 

  初めて漏らした本音にポットデスは眼をしばたかせて、それから凄く嬉しそうで。その日から一緒に夜更かしして、時間ギリギリまで一緒に眠って時々寝坊します。

  ポットデス……お前な。たまには起こせよ!

  語気強く言っても、ポットデスは知らん顔でおどけてみせたりします。

  ポットデスに言えることが増えました。

  会社の愚痴は漏らすし、過去の人間関係のトラウマも赤裸々に、今月は厳しいからポットデスの食事を減らすという話もします。

  食事を減らすと言っておいて、僕だけいい物を食べているとポットデスは当然怒ります。僕の食事を横から奪ったりします。以前はニコニコしているだけのポットデスが表情豊かになりました。

  あるいは、ポットデスの表情の機微が、コミュニケーションが、僕にわかるようになってきたのかもしれません。

  喜んだ顔、怒った顔、悲しい顔、楽しい顔。

  だけどそれは。あまり僕が知る必要はありませんでした。

 

  だってポットデスは、僕と一緒にいるだけでいつも嬉しくて、笑ってばかりいるのですから。

 

 

 

                                                     ~fin.~*

 

 

  

 

 

  

 

 

 

  という感じなんですけど。

 

 

  本当にポットデスかわいいですね。ポットデス好きです。かわいいポットデスが好きな自分自身が好きみたいなところもありますが、ポットデス自身、自分を好いてくれる僕のことが好きなので、実質僕=ポットデスみたいなところがあります。何言ってるか分かりますか?

 

 

  ところで、漫画のポットデスと女の子の関係を見ていると、男女ラブコメの女同士の関係を見ているような気持ちになってしまいます。具体的に言うと由比ヶ浜結衣さんと雪ノ下雪乃さんを見ているような気持ちになってしまって、どうなって欲しいのかよく分からなくなります。

 

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(参考画像 由比ヶ浜結衣さん 雪ノ下雪乃さん)

 

  ポットデスと女の子に付き合って欲しいわけじゃないんだけど、恋人が出来るのはちょっと違うよなみたいな。「ただ二人が第三者に所持されて欲しくない」という感覚。

 

  恐らくこのワガママは『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている・完』で由比ヶ浜結衣さんが抱えている気持ちとほとんど同じ(実質僕=由比ヶ浜結衣)で、由比ヶ浜結衣さんがどのような結末を迎えるのか、どのようにこの気持ちに折り合いをつけるのか参考にしたいと思っています。近状報告でした。

 

 

  ポットデスになったり由比ヶ浜結衣になったり忙しい。ポットデスに言わせてみれば、僕は僕でしかないんですけどね。

  

  

  もしもですよ。

  もしも僕がポットデスと一緒に暮らすことになるとするじゃないですか。

 

  

 

 

 

 

 

  そんなことを考えても胸が痛むばかりだから、僕は第三者として関係を眺めている方が好きになったのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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き、霧子さん!?

 

 

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 ;;

 

 

 

 

~fin.~

 

 

 

  

 

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